越境EC

shopee輸出を初めて2ヶ月目の苦難

こんちゃ!Mitsuです!

shopee輸出を開始して2ヶ月が経過しました。

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2024年初っ端の実績と感想を載せておこうと思いますが、その前に先月に掲げた目標の振り返りをしておきます。

先月の実績や目標は下記記事にて記載しておりますので、まだ読んでないお金持ちの方は、読まなくていいので焼肉を奢ってください。

1月の月報

※2024年2月1日レートで日本円換算します

マレーシア🇲🇾

RM1,000.46→月商31,034円

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シンガポール🇸🇬

SGD4,791.02→月商523,898円

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タイ🇹🇭

THB13,764→月商56,845円

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フィリピン🇵🇭

PHP43,838→月商114,417円

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台湾🇹🇼

THD16376→月商76,639円

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総月商

総月商は802,898円でした。

振り返り

目標達成率

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まずは、僕が掲げた目標を忘れちゃったという豚野郎のために、noteの一部を切り抜いておいておきます。

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↑先月掲げた目標的なやつ

上から順番に達成度合いをチェックしていきます。

台湾アカウント攻略(達成率42%)

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台湾はデフォで500商品の出品しかできないことや、現地法人をもった在日中国人が【日本の卸×ライブ配信×自社サイト】を構築しているので、定番系の商品で勝つのは難しそうな印象。

チャイナマネーをゲットするためには、ライブ配信中華業者に対して商品を卸す側にまわるか、shopeeで【トレンドor廃盤orニッチ商材】を狙うのが正攻法になるのでしょうか。

教えてエロい人!

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著作権とかの問題ありそうなので一部隠してます

実際に運営されている自社サイトを覗きにいきましたが、モーラステープとかまで扱っちゃてて強すぎてクソワロタ(こんなん売ったら人生終わる)。

shopeeを攻略する上で【国民性】を抑えておくのは重要そうです。

例えば、フィリピンの場合は銀行口座保有率は、2022年にかなり上昇したと騒がれていますが、それでも保有率65%(フィリピン中央銀行調べ)です。

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月末までに散財しないように給料は原則月2回払いをする企業が多く、給料日にはATMに行列ができるぐらい現金主義が根付いた国民性のようですので、代金引換での購入が非常に多い。

shopeeの支払い方法は、デフォでクレカのみになっているので、変更してないと売りにくいという現象が起きます。

今回は、フィリピン関係ないので、台湾を例にとってみます。

国民性や文化
・春節はボーナス時期
・比較的にお金は持ってる(GDP参照)
・親族の繋がりが非常に強い(2,3世帯家族も多い)

・現地の店舗では買一送一(1つ買ったら追加で1つ無料)が多い

4つ目は、AOKIとかのスーツ屋さんも「1本買うと1本無料キャンペーン」をよくやってますが「それだったら1本目を半額にしろや!!」ってなるのが貧乏日本人の僕の思想です。

一方で、台湾の方は外にでるのが面倒な気候かつ、大所帯が一般的なので、同じ金額で大量に買えることの方が嬉しいみたいです。

どんだけ高いものを買ったのかを誇る関東人と、どんだけお買い得な買い物をできたかを誇る関西人みたいな違いなんですかね。

まあ何となく【まとめ買いが好きそうというか、クロスセルに弱そうw】みたいな印象を持ちました。

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そのため、ちょっとした営業をかけてみたところ、20商品のまとめ買いNT$10732(クーポン割引後の価格で5万円)が入りました。

利益率も50%(売上-PF手数料-送料)で2.5万円ぐらい稼げた。

こんなの偶然だよって話なんですが【郷に入れば郷に従え】が大事ということだけ伝われば幸いです。

ただ、出品数の拡張条件を達成できなかったので目標達成率42%としています。無理矢理ねじ込むこともできましたが、2月中には勝手にクリアしてると思うのでやめました。

天命を待って売上を伸ばす(90%)

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1月はあんまり何もしていないので、天命を待ってたら本当に先月より売上が伸びました。

もちろん、12月は色々やりまくったので、全体を通すと色々やったんですが「1月に関しては特に何の努力もせずに先月より伸びた」という感じです。

具体的には【商品入れ替え・画像差し替え・SEO対策】とかはほぼ皆無。

恐らく、これから参入する方々も涼しい顔して取り組めている方と、激務の方の二極化が進むと思います。

どの国をどのように伸ばしていくのかで労力が全然変わると予想しています

特にチャット問い合わせ率はGDPに比例しそう。

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もちろん、どの国もアカウント評価が少ない初期は問い合わせばっかだろうけど、実績を作った後でもチャットがきたり、そもそもラリーが多かったりはGDPに比例しますね。

この辺の話は後述します。

ちなみに月商100万に届かなかったので目標達成率は90%。

チャットの外注化(0%)

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まず、shopeeにおいてのチャットの既読無視は万死に値する行為であるということだけ伝えておきます。

その上で、チャットの外注化は全くやっておりません。

スタッフアカウント&トークスクリプトでチャットの外注化することは、可能そうですが、現状はチャットからの成約がかなり多いことと、そこから新たな気づきが多くあったので、一旦は自分でやってます。

売上を最大化させるための外注化方法が思いついたら外注化します。誰か教えて。

そもそも、僕の場合は売上の筆頭がシンガポールなので、暇つぶしかのような訳わからんチャットはこないので、負担が少ないってのもあります。

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逆にフィリピンだけは、本格的に取り組んだらチャット外注は必須かなとw

そういった意味で達成率は0%となります。

プリファードセラー動向観察(達成率100%)

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3週間弱ですがプリファードセラーを経験した上で、改めて重要度は高いと感じました。

ただ、それは先月の予想であった出品数が初期の10倍に増えるから大事って話ではなく、プリファードセラーしか使えない機能や特典があるから大事と当初と意味合いが変わりました。

例えば、プリファードセラーになった瞬間にshopeeの窓口の方から個別zoom面談しないか?みたいな問い合わせがあったり、専用の広告が解放されたりなど、細かい機能が実装されていきます。

気づいたら急に実装されてた機能みたいなのもチラホラあって、それがプリファードによって付与されたものなのかどうかは分かりませんが、圧倒的に優位になる機能が隠されているのは間違いなし。

プリファードの売行

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1月の頭にプリファード条件を達成し、実際に運用できるようになったのは1月の中旬です。

条件達成後にも、かなりの時間かかる。

獲得後は3日ぐらいかけて1万品を出品しましたが、直ぐに売上が伸びたかというと、残念ながら最初から売れることはありませんでした。

この辺の因果関係が実際どうなのかは知りませんが【プリファードになる→出品数が増える→大量に売れる】ではなく【レビューが増える→信用度あがって売れる→プリファードになる→出品数が増える→さらに売れる】のサイクルな希ガス。

そのため、急速に売上を作りたいだけなら初期1000品で販売したジャンルと同じものを大量にだすが正解。

逆に、最初に化粧品を1000品販売していたとして、プリファード達成後に9000品を食品で埋めたところで、初動は食品はあまり売れないと思います。

(そりゃ化粧品屋さんが急にたこ焼きを併売したら怪しいってなるのは当たり前ですけどね)

実績を作って、一定のレビューを獲得すると食品も売れていくようにはなりますので戦略次第で変えた方がいい。

国内無在庫だと、出品数が多ければ多いほどに売れるんでしょうけど、shopeeは国を跨ぐのと、そもそも出品数に天井があるのでレビュー絶対主義。

動向の観察はしたので達成率は100%。

プリファードセラーアカウントの量産テスト(達成率0%)

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はい。サボりました。複垢すら作ってません。

考察

こんな中身もやる気もないnoteを最後まで読んでくれた方のために、ここまでの話をテキトーかつ簡単にまとめます。

題して「shopeeの理想的な運営方法」と「セラーリサーチ無力化」についての話。

理想的な運営方法

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結論からかくと【軽い高単価が売れるアカウントを作ること】を最終目標に考えた方がよさげ。知らんけど。

当たり前ですが、重たいものを扱った時点で国内外の送料がエゲツない。(パワーセラーは国内送料が無料なので、そうなったら話は別だけど)

もちろん、それらを考慮した価格設定をすればいい話なのですが、セール施策を行う時に、重量ごとの割引率変更をすることが(多分)できないので、モノによっては【赤字を許容するor手動個別設定をする】が無作為に発生しちゃうことになる。

加えて、商品の価格に応じた客層がつくし、件数をこなす必要がでてくるし、低単価はチャット対応率と発送量が多くなりがちで、運営上のリソースがかなり喰われる。

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単価が違うと粗利が一緒でも最終利益は変わるの図

かなり昔に作ったマインドマップ拾ってきた。

両者の粗利は同じ3200円なんですが、単価があがると手残りするお金は全然変わります。


まあ、高単価を売るにはアカウントの信用力やら売り方が重要になるので、そう簡単ではないので、あくまで最終目標って感じですかね。

僕は【GDPが高い&プリファードセラーをとりやすい】の二つの観点から制圧すべき国の優先順位を決めてて、手間かかりそうな国は一旦は捨ててます。

GDP順でいくと【台湾>シンガポール>マレーシア>タイ>フィリピン】で、プリファードとりやすい順は【シンガポール>タイ≒フィリピン>マレーシア>台湾】かなと踏んでます。

これらを加味して、実際に攻めていこうと踏んでる順序は【シンガポール→マレーシア→フィリピン→台湾→タイ】かなと。

<2024年4月追記>

規約が変わったので【フィリピン>タイ>台湾>ベトナム>>>>>>>>>>>>>>シンガポール🟰マレーシア】となりました。

台湾は捨てるつもりでしたが、SLSが導入されることが確定したので様子みます。タイは売れるのは分かるんですが、自己発送&チャット多すぎる問題があるので悩みどころ。

セラーリサーチ無力化

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転売の基礎って売れてる商品をパクって、後発が価格を安くして販売することで【赤信号みんなで渡って全滅だ!】みたいな構図になりがちですが、shopeeは一定の条件をクリアしてる商品には最安値でだそうが勝てないものがいくつか存在します。

例えば、SOLD数が〇個を超えてる商品は、後から最安値にしようが売れない。

厳密には【SOLD数・レビュー数・レビューレート】とかが影響していて、その中でも”画像付きレビュー”が最強とかのパワーバランスがありそうですね。

もちろん、広告をガンガンぶんまわして、1円販売しますみたいなdocomo戦略をとったら変わるかもだけど、常識の範囲内での値下げや広告だと太刀打ちできないものがチラホラあります。

これ知っておくと、リサーチ段階でも弾くべき基準値が設けられますし、防御にも使えるので、いい塩梅の基準値を見つけたらコッソリ教えて下さい。

レビュープライズといった飛び道具とかも用意されてるけど、同梱物だけでレビュー率40%とれてて、画像付きレビュー率も14%ぐらいあるから、使うタイミングは考えた方がよさげ。

最後に

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Xとかをみていると、参入者さんも増えてきていて、基本的には還付抜きで利益率10%前後で運営している店舗さんが多そうな印象でしたが、中には赤字売りしてる方も散見します。

果たして赤字で売ってアカウント強化していくのは正解か?

考え方と手法次第かなと思うんですが、どうせマーケットは拡張するので、今の時点でそこまで焦る必要性はないかと思います。

我先にと短距離走をやってそうな方をチラホラみかけますが、もっと長距離走のイメージで考えた方がいいですよ。

あんまりガンガン赤字だして何でもかんでも飛び道具に頼ってると、少しの変化で詰みです。それはそれで良い経験だと思いますがw

1回失敗するとモチベ的にもキツくなるので、あんまり乱暴に焦るのは辞めておきましょう。

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まあ商材屋がポジトークをしていると考えて、突っ込んでみるのも全然ありですが、どうせその内に僕がどっかで地雷撤去ノウハウをまとめてばら撒くのでコーヒーでも飲んでのんびりしてる方が効率はいい気はします。

せどらーなので、ちゃんと目先の小銭を拾いながら、その日暮らしを続けて2月も進める予定ですが、来月の目標を少しだけ変更します。

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規約も変わったことと、プリファードが当初考えていたのと違ったので、無理にプリファードは取り行きません!

その代わりに、天命ではなく意図的に売上は伸ばします!最低150万円!

今回はノウハウ的なのは1mmもださなかったですが、次号は少しだけリスクヘッジの部分とハウツーに触れようかなと思いますので焼肉奢ってください。

あと「待ち通しい!何でもいいから準備始めたい!」みたいな人は、全ての輸出プラットフォームで必要になるので、ペイオニアの登録だけ済ませておいてください。

入金100ドルに到達すると、お互いに25ドル貰えるみたいなんで、ブログを書くモチベーションがあがります!!

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