こんちゃ!ミツです。
中学生のときって「学校の体操着とかのジャージで外を出歩く」がカッコいいって錯覚して、高校生は「私服(ジャージ以外)こそがお洒落だ」みたいになって、最終的に大学生になると一周回って「ジャージ+便所のスリッパ」という最強防具に辿りつくことってありますよね。
昔はいいと思ってたけど、心や体の成長とともに視野の広がり方が変わっていくことって多々あって、これを「矛盾」と呼びたがる人もいますが、僕は「成長」と呼んでいます。
そこで、Shopeeに参入してから約1年が経ってみて、このビジネスモデルに対して改めて思ってることを忖度なしで全力で酷評していきます。
ちなみに、参入初月〜3ヶ月目までの記録をXでリアルタイムで予測するというキラキラ系の時限爆弾を設置してしまっていたので、事前に読んでおいてもらえると当時の予想と実態の乖離がみえてくるかもしれません?!
実際のところShopeeって今どうなん?????
結論
結論から述べますと、僕個人的には東南アジア輸出をやっておいて本当によかったなと心の底から感じてます。
何がよかったのか(または悪かったのか)について、詳細に書いていきたいのですが、ステルスマーケを仕掛けたい訳ではないので、先に伝えておきますが僕はスクールで講師をやらせてもらってる立場なので、スクール加入者が増えれば僕の報酬も増えます。
要は、心の声としては「お前らスクールに加入しろ!!!って念を込めながら、全力でキーボードをカタカタと叩いてるなう( ͡° ͜ʖ ͡°)」なんですよね(本当はどっちでもいいけど‥)。
そのため「ミツは営業マン!銀座の占い師よりも怪しい!駅前で聖書でも配っておけ!」と3回唱えてから、忖度を忖度であると見抜きながら、続きを読み進めていっていただければと思います。
さて、注意喚起は済んだので「果たして本当にShopeeがいいのか?」を忖度なしで追求していきます。
Shopeeはクソ(本音)
モール評価
改めて、1年やってみて東南アジア輸出をやっててよかったなと思ってるんですが「Shopeeがバチくそ良かったのか?」でいくと「スクール選びで優勝したな」と感じています。
なぜなら、Shopeeは「国内で荷物を紛失する」「途中キャンセルが合法」「現地返品された商品が返ってこない」という物販三大禁忌をオールウェイズ達成していて、スクール側でその辺を補填してくれているからです。
ただ、Shopee側の対応も一概に悪いとは言い切れないなというのはあります。
我々のような無職が輸出できてるのは、Shopeeがインフラを作ってくれたお陰な訳ですし、今までは合コンで職業を明かせない得体の知れない金持ちみたいな物体であったせどらーの大群に「あ?俺の職業?貿易だよ( •´ω•` )ﻭドヤッ」って人権を与えてくれた訳ですからね。
顧客ファーストの運営スタイルというのも、ポアンカレ予想や熟年夫婦の離婚問題ぐらい難しい話です。
例えば、家族のために身を粉にして働いていたのに「仕事ばかりだね」と離婚を切り出された旦那さんの話をよく聞きますが、旦那さんは家族の将来を考えて頑張って働いてくれてた訳です。
極貧生活だったら、今度は「給料が安いね」とか言われて結局は離婚してる可能性がありますよね。
結局、人間は”ないものをねだる”という機能が標準実装されているので、みんな違ってみんな悪いんですし、あの時に違った選択してたら未来は変わっていたのか?なんてのはパラレルワールドです。
例えば、shopeeを簡単にまとめると
①カスタマー対応がクソ
②ユーザーファースト設計すぎてクソ
③急拡大中スタートアップだからこそ物流の対応もクソ
④しかしアホみたいに売れる
という感じになっていますが、一方で同じく東南アジア輸出販路のLazadaというのは
①カスタマー対応は神
②返品スキームが完備されているのでセラーと地球に優しい
③しかし誰も話題にあげない通りあんまり売れない
という感じで【トラブルがある代わりにバチくそ売れる販路vsトラブルもないけど売れない販路】という対象的なポジションになっています。
つまり【河野さん?進次郎さん?】みたいな究極な二択問題を迫られているな状態で「どっちもクソだけど、、、、ギリ若くて今後に期待できる分だけ進次郎さん、、、?」みたいな妥協を必要となります。
実際、Shopeeの爆発力は半端なくて、開始して数ヶ月で売上1000万円(利益100万)って方もチラホラいますし、トラブルというのは将来インフラが整備された暁には引き算されていくので、やっぱり期待値はあるんですよね。
今の暴れ坊Shopeeと国内販路を比較するのであれば、国内に軍配があがる可能性はあります(聞いてる感じアマも新規セラーかなり厳しいみたいだけどね‥)。
2〜3年スパンでみたときにどうなの?消費税15%になったらどうなるの?とか色々考えるべきことってでてくるので、今だけをみて評価すべきではないと思いますね。
ちなみに、大手サービスのスタートアップというのは、どこもかしこも初動は一定の犠牲者をだしてでも全体最適(サービスの普及)に走る構造な気がしますし、その分の恩恵をどこかのタイミングで受けられるはずです。
後発組戦略
じゃ最適解は「インフラが完全に整備されてから参入すればいいんじゃないの?」みたいなことを考える人がいるかもしれませんが、それを阻むのがマルチテナント型モールという仕組みです。
「カタログが強くなるって、ま?」って話でいくと、広告なしのオーガニック前提ならまですが、広告をガンガン打てるなら後からでも巻き返せるのかなというのが今の市場の状態です。
ただし、僕が始めた頃(ほぼ日本人セラーがいなかったぐらいの時代)ですら広告費が高すぎてゲロ吐いたので、1年後や2年後に参入してどんだけ広告費で血だらけになるのか予測がつきません。
しかも、その間にライバルセラーは数百〜数千のSoldを積んでる訳ですので、金でSEOを買ったところでオーガニック(広告なし状態)で売れるカタログに育つか不明な上に、現状のオート広告からのキーワード分析できない&CPC設定不可仕様となるといくら必要なのかも未知数です。
今後の予測というのは、今の楽天の悲惨な現状(行き場を失った国内セラーの最後の砦)をみれば分かります。
元々、月額費6万円かかってて、クーポンだすのにも追い金1万円で、RSLにも別途課金して、、、と段々と値上げof値上げof課金という仕組みになってきてますよね。
「代わりに商品も高く売れるから安心してね( ✧Д✧) キラーン」ってモールだったはずが、転売商品の相場は壊れてる&アホみたいな広告費を突っ込んでるセラーの大群で溢れています。
一方で、古株セラーは、広告なしで誰よりも高く売って利益をぶち抜きまくって、鼻くそほりながら値下げセラーを生暖かい目で見守っています。
資本主機というのは、時間経過とともに二極化していくというのが自然の摂理なんですよね。
最強セラーが気まぐれで値段をギリギリラインまで落としたりすると、広告かけまくってたライバルセラーは突然にして自然消滅していきます。
冬の訪れを感じる瞬間ですね。
スクールのベタ褒めタイム(忖度)
このままだと寝起きでウンコしながら書いたブログだということがバレてしまうので、そろそろ本題の忖度をやっていきます。
僕がshopeeを初めて良かったと思えたのは、スクール選びを失敗しなかったというのが要因として大きいです。
加入してShopeeは返金トラブルが起きやすいと報告するやいなや「150万円までは運営が負担するから突っ込め!」とか「広告費3万円あげるから突っ込め!」とかになってたので「なんだ!他人の金なら安心して突っ込めるやんけwww」ってなった訳です。
この他にも地雷撤去までの速度は爆速だったので、見事に我々スクール生だけがShopeeの悪い部分が除去されて、恩恵のみを受けておりました。
実際のところ返品率&返品額も月間で均せば、そこまで「率」ではないのですが、これは結果論として今だから言えることであって、当時は「返品されるかも‥」って考えながら未知の世界へ飛び込むのは普通に怖かったです。
特に僕のメンタルはピーマンの肉詰め程度の強度しかないので、3回目の返品で手首をカッターで切り裂くか悩んでいるところでした。
売れるカタログがいくつかできてくると、放置してても勝手に売れるので、返品なんてどうでもよくなっていきます(感情的にはムカつくけど、対応する方がコストが高くなる)が、初動から高額返品くらうとやる気なくすので、いいサービスでした。
shopeeやるべきなのか?
それでは、みなさんが最も気になってる内容であろう「shopeeをやるべきか否か?」について感想を書いて締めたいと思います。
【有在庫or無在庫】議論が終焉したと思ったら、次は【利益がでてるor利益がでてない】議論が賑わっていますので、僕個人的な見解を書かせていただきますと、即結果が欲しい人はShopeeやらない方がいいです。
ビジネスは自社のリソースをみながら【即金性→資産性】とギアチェンしていくゲームであり、shopeeは確実に後者の資産性のビジネスモデルになります。
即金性が高いもので金を稼いでから、その資金を資産性の高いものに流し込んで、性質の異なるキャッシュエンジンを比率を変えながら作り込むというのが天才ビジネスマン達がやっていることです。
明日食う飯に困ってますみたいな方は、資産を作るとか考えなくていいので、買取系とかポイ活のスキームで即金を稼いだ方がいいです。
資産性が高いビジネスモデルというのは、即利益なんて出なくて当然ですし、何なら黒字転換させていくまでの期間を見極めて労働of労働をやる必要があります。
仮に、年収300万円で貯金0円で昨日まで学生だった新卒サラリーマンの友達が「都内の山手線の内側のマンションを一棟買おうかな?」とか言い出したら、尿検査をしてください。
ただ、物販初心者だけど、本業が堅いから資産性が高いビジネスやりたいとか、貯金を握りしめてshopeeに全力投球してるって方もいたりしますし、完全初心者から既に稼ぎだしてる方もいらっしゃいます。
これらも全て個人の経営判断なので、チャレンジする人のことは応援はしますし、その価値はあるような気もしますが、失敗して責任追及とかされたら面倒くさいので推奨とかは一切しません。
収益の性質
それでは、なぜ直ぐに結果が出てしまうような人たちがいるのかというと、ほとんどが「経験の差」です。
そりゃ過去も数年間に渡って物販をやってきましたという人と、これからPCを買って勉強しますという人ではスタート地点から違うので、差がでるのは当然です。
これはズルでも何でもなくて、過去の経歴やら学歴とやらは、その人が培ってきた努力の結晶なので、利用してこそ当然です。
また、もう書くまでもないことですが【有在庫で利益をだす】と【無在庫で利益をだす】では収益の性質が全く違いますので、これも結果がでるまでの速度に影響します。
有在庫は、お金を物に変えてから売るので、売れてない在庫も資産としてカウントする関係で【トータルで帳簿上の利益はでやすいが銀行残高が減る】という構造になりやすい。
無在庫は、売れた商品を売れた数量だけを買う&Shopeeの入金サイクルが早すぎるので【利益がでる=銀行残高が増える】という構造になりやすい。
この性質の差を定量的に評価することは非常に難しいのですが、キャッシュ効率と複利の観点だけに焦点を当てるのであれば【有在庫で利益1万円<<<無在庫で利益1万円】となるのは自明です。
無在庫ででた利益は仕入資金などの回収を終えた後の税引前純利なので、ぶっちゃけキャバクラで溶かしたところで、仕入資金の支払いに追われる心配はありません。
だからこそ「無在庫が最強なんだ!」構文を展開したい頃合いですが、実際はどんな物事にも二面性があって、どっちかが完璧ということは絶対にあり得ませんし、常にトレードオフな訳です。
例えば、「AmazonとShopeeはどっちがクソですか?」って聞かれたら、「どっちもクソですよ」って答えますよね。
同様に、楽天もヤフーも全部クソだし、何なら日本の在り方もクソだと思ってるけど、日本に住んでますってのと同じです。
資金流動性の話を引き合いにだすのであれば、有在庫の方が分が悪いですが、在庫切れリスクを考慮するのであれば、無在庫の方が分が悪いです。
つまり、どっちにもメリットとデメリットがありますので、一概に比較することはできませんし、何でもかんでも二極論で語るのではなく、デメリットを相殺させてメリットの両取りをするために、両方(ってか全部)やったらいいんじゃね?ってのが賢者です。
ただし、物販初心者は無在庫からスタートして、利益分だけのキャッシュで有在庫を混ぜていくという手法をとる方が資金的なリスクは減るからオススメだよねとは思ってます。
これは僕が勝手に思ってるとかではなく、天才起業家のホリエモンさんがうまくいく商売の4原則で【利益率が高い商売、在庫を持たない商売、定期的に収入が入る商売、小資本で始められる商売】と語っています。
国内ECは規約で無在庫販売が禁止されているので、表立って集客する人がいないだけですが、Shopeeは規約で認められているので、別にやましいこともなく、堂々とやればいいですし、無在庫のビジネスモデル自体は初心者向けな気がします。
そんな訳で、僕が今回のブログで伝えたかったことは、みんなリソースも違うんだし、狙ってるところも違うんだし、立ててる計画も違うんだし、他人にどうこう言われたとか小学生みたいなこと語ってないで、もっと自分の人生を真剣に生きてください。
shopeeガーとか、物販ガーとか、何でもかんでも主語が大きい話に惑わされて、思考停止しちゃうような人は、変にビジネスなんてやらずに、マックでバイトしてた方が幸せに生きれるはずです。
そのため、Shopeeやった方がいいのかどうかでいくと、マックでバイトをしてください!!!
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それでは!!!