越境EC

【忖度なし】現役セラー目線でみるshopee&Lazadaの違いを徹底解説

こんにちは!Mitsuです。

2023年12月からshopeeを開始し、2024年2月からLazadaを開設して、東南アジア輸出を攻略しに行ってる初心者of初心者の僕が両者のUIの違いなどをセラー目線から辛口で評価していきます。

先にshopeeとLazadaの広報さんに申し上げておきますが、僕は誰にも媚びない商材屋ですがAmazonギフトカードを1万円分くれたら都合のいいように記事を改修しておきますので、X(旧Twitter)のDMからご連絡お待ちしております。

本記事の内容

・shopee(ショッピー)とLazada(ラザダ)って何が違うの?

・両者のメリットとデメリットの徹底比較

・僕にAmazonギフトカードを送付する方法

・結論どっちをやるべきなのか

shopee&Lazadaの違い

まず、shopeeとLazadaを同じものだと認識している方がいるようですが【スケさん・カクさん・山田さん】ぐらい違います。

「そんなに違わないじゃん!」って思った方もいるかもしれませんが【水戸黄門とミトコンドリア】を間違えるぐらい失礼な行為です。

shopee(5カ国):マレーシア🇲🇾、シンガポール🇸🇬、タイ🇹🇭、フィリピン🇵🇭、台湾🇹🇼

Lazada(6カ国):マレーシア🇲🇾、シンガポール🇸🇬、タイ🇹🇭、フィリピン🇵🇭、ベトナム🇻🇳、インドネシア🇮🇩

管理画面もshopeeは各国ごとになりますが、Lazadaは一元管理だったりという違いがあったりもします。

歴史的背景の比較

当ブログの理念は【誰かが書いてそうな既出のネタと、書いたところで1円にもならなそうな記事は扱わない】という至って純粋な気持ちで運営されておりますが、両アカウントの違いをセラー目線で触れてる人は少ないので、背景紹介からしていきます。

簡単にまとめるとこんな感じ。

利用者数はshopeeが4倍ほどで圧勝ですが、両者が進出している&我々日本人セラーが出店可能な東南アジアの同国比較ができるデータは見つかりませんでした。

そのため、我々にとってどっちが優位かはこの数値からは判断できませんが組織の母体はshopeeの方が大きくて、歴史はLazadaの方が長いことは分かりますね。

Lazadaは東南アジア専門で戦っている老舗企業(銀座)に対して、shopeeは未だにイケイケなベンチャー企業(六本木)って感じのイメージですかね。

サポート体制

英語アレルギーの発症率が95%と言われている我々にとって、輸出をやる上で最も気になることは「英語が必要か?」って話だと思います。

結論から申し上げますと、1mmもいりません。

もちろん、英語が話せるに越したことはないだろうし、話せて損することはないだろうけど、1回も使ってなくても月商100万以上は売れました。

ぶっちゃけ、Chromeのデフォ機能で全ページ日本語翻訳にできるので、そもそもどこに何の機能があるかなどは、日本で確認できます。

受け答えは翻訳機を使えば対応できるのでビビることはありません。

そうはいってもトラブルなどに見舞われた時に、運営に問い合わせをしたりするのに日本語対応してもらえるかどうかなどは気になりますよね。

shopeeのサポート体制

忖度はしたくないのですが、shopeeは僕のTwitterをフォローしてくれていることもあり、多少は贔屓してオブラートに包んで表現させていただきますと控えめにいって「ゴミ」です。

まず、現地のshopeeですが英語で連絡しなければなりません。

48時間以内の返信となっておりますので、ちょっとした質問を送っても数日後の返信となるので、チャットラリーができません。

その代わり、非常に丁寧に対応してくれますが、問題解決に至らないことが多いので、現状は問い合わせするだけ時間の無駄レベルかなと感じています。

次に日本のshopeeに関してですが、ちゃんと日本語で対応してくれます。ただし、意図が全く伝わらない時があったり、簡素で機械的な対応をされることが多々あります。あと、問い合わせ窓口が分散されすぎて分かりにく。(⭐︎1・埼玉県・20代無職)

もちろん、発展途上のECですので、本部との統制がとれてなかったりと仕方ない部分はありますし、インフラを作ってくれて無料で使えるだけで感謝しかありません。あと後述しますが、サポート体制は微妙でもECとしての完成度はかなり高いです。

ただし、Twitterとか公式ブログに書いてある情報は「いやいやwwwwその国の法律的に出したらバンやろwww」ってことがあったり、「流石にその間違いは失礼すぎだろ‥」って思う場面が少なくとも3回あったので、公式情報でも鵜呑みにできないという地雷は埋まってます。

(是非広報担当で雇ってください)

Lazadaのサポート体制

残念ながらLazadaは僕のTwitterをフォローしてくれてないので、遠慮なく辛口の評価をしますが「神」です!!!

サポート窓口が分かりやすく、チャット対応で日本語で即返信をしてくれます。

アマのチャット対応してくれる外国人の方よりも100億倍ぐらい理解力もありますし、今のところ疑問点は全て解決しています。

ただし、shopeeと比較してまだまだ利用回数が少なくて、トラブルを経験していないので、これから使い勝手の悪さなども見えてくる可能性はあります。

UI・UX(操作性とか視認性的な?)

使い勝手には好みの問題が絡みますし、どっちから先に使ったかとかも関係してくると思いますが、個人的にはshopeeの圧勝です(念のため複数人に聞いたけど満場一致)。

簡潔に話すとLazadaは便利そうなツヨツヨ機能を備えすぎた結果、一定上のリテラシーがないと使いこなすまでに時間がかかりそうな仕様になってると感じました。

各国で一括で出品できる機能って聞こえはいいんですが、国によって制限や売れ筋商材が違うので、上手く活用しなかったりします。

あと、設定項目とかカテゴリー選択などの初期制限が多かったりするのが面倒。

shopeeはIQ18の僕でも抵抗なく使えていますが、それはAIが間違いを自動で切り替えてくれたりなどの優しさがあるからです。

発送に関しては、shopeeのSLSがワンクリックで終わるというバグ機能を搭載してるので、3クリックぐらい必要(それでも楽だけどね)なLazadaの相対的な敗北です。

一方でLazadaは全ての国でSLAが使えるので、自己発送をする必要がないという強みがあります。

輸出の自己発送はガチで重たい。

周りの方(歴が長いテスターさんとか)に話を聞いていても、shopeeの方が売れてるし、操作性も気に入ってるようです。

手数料の比較

手数料の比較をすると非常にややこしくなります。

なぜなら、公開されている手数料というのは不動産屋さんが言うところの”表面利回り”に似たようなもので、実際にプレイした際に発生する”実質利回り”とは大きく異なるためです。

念の為shopee、Lazadaの順番で載せておきます。

引用:https://shopee.jp/edu/article/11750

引用:https://lazada.jp/newsdetail/423/Pc6yv2_bYVIx5VY7AudUs

図だけを比較すると、Lazadaの方が手数料が安くみえてお得そうですが、Lazadaの方が送料が高いし、コスト計算が複雑です。

どっちも諸々の費用を考慮するとざっくり12%〜15%ぐらいを想定しておけばいいのかなとは思います。

手数料と送料から判断できることは、shopeeは低価格帯も商材構成として取り入れられるけど、Lazadaは中価格帯以上向きな可能性が高い。東南アジアには富裕層向けのEC(ざろーら?)も用意されているらしいので、三部構成なのかなと個人的には考えています。

輸出の時点で送料が高いので、そもそも論として低価格帯のものはあんまり向いてないんですが、初心者故に抽象的なふんわりした話をそれっぽく書いてるだけなので許してください。

施策の打ちやすさ

広告の種類もクーポンの種類もその他の販促機能を総合的に考えてみて、レパートリーという意味ではshopeeの圧勝ですね。

Lazadaの深部まで触れていないので、まだまだ見つけきれてないポイントはあるかなと思いつつも、単純にshopeeは活用できる飛び道具が多すぎて、どのモールも勝ち目がないぐらい色々あります。

レパートリーの多さで迷子になる人は多そうだし、それが良さに直結する訳ではないのですが、活用できれば差別化できる要素はかなり多くなるので重要なポイントの一つかなと思います。

特にshopeeの場合はターゲット層をかなり絞った施策が打てたり、データ分析もやりやすい

結論

じゃ結局どっちをやるべきなのか?といえば、両方ともやるべきです。

shopeeは何と”台湾(僕は捨てます)”に出品できますし、Lazadaは何と”インドネシア(輸入制限かかってる)とベトナム(低単価のみ)”に出品できます!!!

ただ、最初にLazadaやるべきじゃない決定的理由(本記事では省略)を発見してしまったので、まずはとっつきやすいshopeeを攻略していくのがいいかなという印象を受けました。

最初にLazadaやると挫折しそうw
組み立て方はかなり意識する必要がありそうです。

全部やれ!ってテンプレ的な答えに聞こえるかもしれませんが、単に月額費用が無料だからやった方がいいという話ではなくて、今だったら先行者利益で誰でもポジションとれる可能性があるからやった方がいいという見解です。

仮に「店舗せどりで月商8000億ありますが月額費無料の国内EC[Yahoo、Qoo10、メルカリshops]をやった方がいいですか?」と聞かれたら、Noと答えます。

リピート商品を構築できていて、他販路を拡張することでパイがとれるならやった方がいいですが、単発的な商品を売るためにリソースを分散させるのは管理コストが余計にかかるだけなので推奨しません。

偶にバケモノみたいな行動力で何でも駆使する方もいますが、そういった方は例外です。

そんな訳で、取り急ぎ2販路の比較を初心者目線でまとめてみましたが、今後やっていく中で色々な気づきがあると思うので、気が向いたら真面目な記事も書いていきます!

そういえば、輸出を始める前からずっとオススメしてたけど、この本はガチでおすすめなので是非読んでみてください(もちろんアフィ!)。

それでは!!