こんちゃ!Mitsuです。
本日は「猿でもできる外注化の完全攻略」という幸運を呼ぶリング並に胡散臭い記事を書いていこうと思います。
外注化が失敗する人たちは完璧主義者が多いので、やり方を学ぶどうこうよりも猿になった方が上手くいくではないか?とすら考えています。
しかし、どれだけ願っても人類が猿に退化することはできませんので、できる限り細分化して再現性が担保されるように手順を流布しようと思います。
・事業フローの細分化
・外注費の算定方法
・マニュアル作成方法
・つまらないもののプレゼント!
Contents
そもそも外注化って美味しいの?
経費(販売管理費)とは?
巷でなぜ「無駄に固定費をあげるな?」と老害発言が飛び交っているのかについて正しい理解をするところから始めましょう。
会社の経費(販売管理費)というのは、主に【固定費+変動費】によって構成されており、雇用した従業員に払う給料賃金は固定費となり、外注さんに払う業務委託費(外注工賃)は変動費となります。
この定義の違いは「お前(経営者)がぶっ倒れたときにも発生する費用か?」で覚えておくとシンプルです。
例えば、お前が倒れて入院したとしても事務所の家賃はかかるので固定費ですし、お前が倒れて入院したとしたら事業が止まるからヤマト運輸さんに支払う配送費は0になるので、これは変動費と考えていいでしょう。
もう少し分解して考えると【お前が倒れたとき=売上がない=その瞬間に0になる経費=売上に連動してかかる経費=変動費】となります。
裏を返すと【固定費=お前に何かあった時にもかかる=It is リスク】なので「現金で固定費の半年分は持っておかないと鬼が迎えにくるよ」って、子供の頃におばあちゃんに言われて育ったと思います。
もっと本格的に学びたい方は、物販屋の巨匠である木下さんの本を読むと、かなり体系的に深い学びを得られるので、読まなくても全然いいので、僕のアフィリンクを経由して購入だけでもしてください!
なお、本書の中では「固定費分のキャッシュ=無収入寿命」と定義されており、最低でも2年分は持っておけよと書いてあったので、今から入れる失業保険と就職口を探しております。
雇用vs外注
それでは、事業を変動費で持つべき理由は分かったと思うのですが「なぜ自社のノウハウが漏れて育たないような外注化をするのか?」について簡単な解説をしていきたいと思います。
【転売ヤーのやってることは再現性の塊】だから全部外注化しろ雇用というのは「俺が死んだら、お前も死ねよ」に近いので、事業が安定するまでは辞めておいた方がいいというのが根本にあります。
もちろん、ウチで働く子達には決算のたびにハローワークのリンクを送って「今年で倒産するから準備しておけよ」って無言の圧力をかけています。
まあ、僕個人的には皆んなでワイワイやってる方が楽しいので、一人ぐらいは雇っておいた方がいい気もしますが、その辺の判断は皆さん次第ですね。
ただし、未来のビジョンとかスケール化とかの概念を一旦おいておいて費用面だけ考えると、雇用というのはリスクofリスクになるのは事実あります。
表をみてもらえば分かりますが、現行の税金だけでもクソ重たいですが、日々検討に検討が重なって、物価が上昇しても社会保険は右肩あがりで、実質賃金は減少の一途を辿るという地獄の釜のフタ4面待ちみたいな状況です。
加えて、雇用をすると【労基+ハロワ】にそれぞれで手続きする誰得ハッピーセットがつき、給料計算を社労士さんに任せたら更に費用が発生し、従業員からすると給料の3割を会社がパクってると誤認されるドMプレイです。
物販のメリットは、安定性があって属人性が少ない一方で、先出しでお金がでていって在庫が滞留して利益率が低いというのがつきものなので、業種的にも時代的にも外注さんとの相性がよくなっているのは事実としてあります。
また、雇用は運命共同体なので、リピート商材が中華セラーにパクられて業績が悪化しても、船が完全に沈むきるまでは、クビを切ることも難しいです(厳密には一定要件を満たせばできる)。
無責任な言い方をしますが、業績が悪化したら「さようなら」ができるのも外注さんのメリットです。
一方で、外注さんのデメリットは、簡単に辞めてしまうという点ですが【事業主側がリスクを負ってないんだからそういうもんだろ】って理解した方が早いです。
外注化までの手順
それでは、具体的にどのような手順で外注かをしていくのかをステップに応じて解説していきます。
STEP1:事業フローの細分化
外注化をする上で、最も大事なことは事業フローを細分化して、任せられる部分とそうでない部分を分けていくことです。
リサーチ→仕入れ→納品→価格改定
せどりであれば、仕入判断や価格改定は商品のポテンシャルが分かってないといじりにくいですが、リサーチ(手法による)と納品部分は外注化することができそうですね。
リサーチ→チャット対応→仕入れ→発送
一方で、shopeeで無在庫販売を行う場合は、売れたものを仕入れるだけなので、業務の全てを外注化することができそうですね。
多分、この中で皆さんがさっさと任せたいことは、チャット対応とかになると思うんですが、最初からイレギュラー対応が伴う業務とかを任せたり、最初から全部を丸投げすると8億%失敗します。
大事なことは、単純作業かつミスが起きても事業に影響を与えないものを選んで、外注化していくことです。
shopee無在庫でいえば、リサーチのように作業が無限にあって、ミスっても事業そのものに影響がないものを任せるのが最適です。
最初の仕事ってのは、相手の能力判別テスト(仕事の丁寧さや真面目さ)を兼ねています。
作業内容が正確に合わないってなったら、直ぐにでも音信不通になってくれますし、逆に優秀な人はドンドン作業を進めてくれます。
この優秀な人がみつかったら、ピックアップして、複雑な作業も徐々に任せていくのがセオリーです。
STEP2:募集
任せるものが決まりましたら、次はいよいよ募集となります。
・ココナラ
・クラウドワークス
色んなサイトがあると思いますが、自分は上記の二つが使い勝手がいいので、主に利用しています。
別に道の駅いってチラシ配っても、シュフティーでガンガン広告かけてもなんでもOKです。
募集文のテンプレが欲しい方は公式LINEに登録して【つまらないもの】とキーワードを入力してください。
長文の募集をかけると、文章が読めない方は【応募してこないor初回メッセージで挨拶文で内容を読んだかの判別可能】となるので、言葉のキャッチボールが難しい人を早々に弾けます。
文章には性格や能力が反映されますし、プロフの設定とかしてない人とかは地雷なので却下しましょう。
募集人数は、必要予定数の2〜5倍ぐらいと多めにとっておきましょう。
例えば、10人いれたら初日で3人は飛びますし、最終的に継続意思があって作業を任せられそうだなと思える方は、1,2人ぐらいしか残らないと思います。
外注化で失敗する方は、必要人数だけを募集して、辞められて負のルーティンに陥るのが特徴です。
正直、募集するのにも労力を使うので、辞められる度に再雇用は労力が重いので、最初から多めに雇っておいてください。
完璧主義者は「どうやったら辞めない人材を採用できるのか?」を考えがちですが、「どうせ辞めるから人数を多めにとっておく!」という選択をする方が費用的にも精神的にもトータルコストを抑えられます。
残念ながら、世間的に優秀な人が、どこぞの誰だかも分からん無名企業の業務委託契約に応募してくるなんてことはありません。
大手企業ですら、面接に莫大な費用を割いて、学歴で足切りまでしてるのに、それでも辞める奴らが多すぎるから、毎年新卒採用で大量に社員獲得をしてるので、我々のような弱小企業運営者はさっさと企業に就職しましょう。
報酬設定
報酬自体は、自分が実際に作業をやってみて、どれぐらい時間がかかったのか?から逆算していきましょう。
例えば、shopeeで利益商品を探すのに、1時間で100件のリストが見つかったとするならば、時給1000円に設定するためには、1件10円払う必要がありますね。
しかし、最初の外注化では、相手の見極めをするために大量に人を採用することもあり、相場よりも安い金額で設定するようにしましょう(研修期間みたいなもの)。
「安月給だと辞められる可能性があるのでは‥」と思われるかもしれませんが、費用を気にする人は応募段階でこないので、大体は作業内容が正確に合うか合わないかで音信不通になりますのでご安心ください。
そもそも、在宅ワーク自体が単価が低いですので、安く設定していても人はいっぱい集まりますし、最初から高めの報酬に設定しすぎるよりも、報酬のあげ幅を残しておいて後から価格アップさせる方がモチベーションの向上に繋げられます。
時間縛りなしの在宅なら相場の6割〜、時間縛りがある在宅なら相場の7割〜が理想かなと個人的には思うので、先ほどの条件だと1件6円〜や、1件7円〜で募集をするのがいいです。
その条件で、1ヶ月続いた方で、今後も継続してお仕事を依頼したい方や、信頼が必要な別作業を任せたい方には、アップデートした仕事を提案して、報酬もセットであげていきましょう。
ハーズバーグの二要因理論(動機づけ・衛生理論)では、「給与」は衛生要因(それがなくなると、やる気がなくなる要因)であるとされていますが「給与がも増えても、やる気が増えるわけではない」とされています。
そのため、報酬は、初募集では安めに設定して、業務内容のアップデート(継続雇用確定)の段階で、値上げしてあげるのがいいと考えています。
外注化のマニュアルの作り方
STEP1:zoomをする
一人目とは、しっかりzoomをして、画面共有をしながらやってほしい作業を伝えていきましょう。
この時の面接動画を録画して、AIなどで文字起こしをして【動画+文章】でのマニュアルとして、二人目以降に配布すると手間もかからなくてオススメです。
そのため、初回面談の際には、相手に「マニュアルとして利用する旨を伝えて、顔出しはしないようにしてもらう」のがいいでしょう。
STEP2:スプレットシートを作成
どんな作業を任せるのかにもよりますが、作業の進捗がやりとりすることもなく、お互いがみえるように共有スプレットシートを作成して渡しましょう。
スプレットシートがあることで、コミュニケーションコストの削減に繋がりますし、相手のストレスも軽減されることが多いです。
在宅ワークを求めてる方は、人と話すことが苦手だったりする方も多いですので、必ず作成しましょう。
スプレットシートを自分で作れないのだとしたら、ココナラなどで「こんな感じのものを作ってほしい」と依頼しましょう。
STEP3:質疑応答を無限に受ける
zoomで説明をしたり、スプレットシートを渡しても、それだけでは伝わらない部分もありますので、質疑応答は無制限で解放するようにしましょう。
質問がきた箇所というのは「マニュアルで伝わらなかったポイント」となりますので、その都度テコ入れをして修正したり、Q&Aを作成していってあげることで、読んだだけで相手が理解できるようにブラッシュアップしましょう。
1ヶ月ぐらい繰り返せば、低労力で勝手に完成度の高いマニュアルが構築されていきますので、以降は応募がくる度に【返信用の定型分+マニュアル】を送付するだけで、勝手に作業を始まるような体制を作れる流れを構築しましょう。
決済が伴う作業の外注化
決済権限を渡すのは、非常に怖い作業となるかもしれませんが、承認制のシステムを導入できるのであれば、問題ないような気もします。
※あくまで自己責任でお願いします
例えば、shopee輸出(無在庫)においては、仕入れ先はAmazonとなりますので、ビジネスアカウントで従業員アカウントに支払い方法や配送先は設定して、購入商品は全て承認制すれば、不正購入させることはありません。
心配な方は、アカウントへのログインなどのパスワードも教えずに、zoomなどをして遠隔操作をやってあげれば、一切の情報を与えることなく、アカウントごと渡すことができます。
それでも、不正利用がないとは言い切れませんので、何かしの形で二重チェックをすればよいです。
うちの場合は、購入は全て承認制することで不正利用やミスを防いで、なおかつ経理作業時点で変な支払いがないかはチェックするので、Fanzaに課金されていたら、直ぐに気づける体制になっています。
契約書
責任が発生するような業務を任せるようになったら、行政書士さんや弁護士さんなどに契約書を作っていただき、巻くようにしましょう。
制作自体はChatGPTなどに依頼しても作れますが、念の為リーガルチェクはいれておくことを推奨します。
弊社で利用しているフォーマットも配布しておきます公式LINEを登録して【粗品】と送ってください。必要に応じて内容を編集してご利用ください。
紙媒体の契約書を巻くと収入印紙税法に基づいて、収入印紙を貼らなければならず、オンラインの場合は適用外という謎の法制度が敷かれておりますので、契約は脳死で電子契約で結びましょう。
上記のサービスを使えば、月3件までは無料でオンライン上で契約を結べるようになりますので、お金を使いたくない僕のような無職は似たようなサービスを複数契約して、全部無料で契約書を巻きましょう!
プレゼント特典
もっと便利な手法は色々あるのですが、規約的に問題ないのか?とか調べるのが面倒くさいのと、そろそろ夕飯の時間ですので、この辺で辞めておきます!
本記事では、誰でも外注化できるようになるロードマップを共有しきましたが、サラリーマンやった方が楽に生きれるので物販やめて就職しましょうという結論に至りました。
なお、僕は東南アジア輸出スクールの運営に携わっておりますので、LINE登録してくれた方限定で【実際に利用しているshopeeのリサーチ外注化マニュアル】を配布します。
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それでは!!