こんちゃ!Mitsuです。
本日は個人事業主→法人成りするタイミングと、どのような流れで法人を作っていくべきなのかということを解説をしていこうと思います。
個人的には「物販なんて辞めてさっさと就職しろ!」が本音なんですが、この辺のトピックって意外と扱ってる人が少なかったし、半永久的にぶん回るネタだから、数字稼ぎに便利だなと考えて書きました!
・法人化のメリット
・所得800万円の壁とは?
・法人化手続きはどのように行うべき?
・史上最安値で法人化する方法
Contents
法人設立のメリット
僕のような知能指数がチンパンだと会計とかよく分からんし、勉強するのも面倒くさいから、税理士さんに「Go」って言われるのを待ってる状態ですよね。
ただ、その事業は税理士さんが経営してる訳じゃないので、適正なタイミングの見極めとかは事業主自身が考えるべき問題であるという話をポテチ食いながらしていきます。
法人化をすべきどうかには、大きく税制優位性と信用優位性の二つのメリットを比較する必要があるので、それぞれ解説してきます。
税制優位性
税制優位性に関しては、よく「利益800万円を超えたら法人化しよう」みたいな話を聞くと思います。
ここに逆張りしていくために「なぜ利益800万円って言われるの?」について2秒で解説します。
以下の図をご覧ください。
引用:国税庁_所得税の税率
まず、日本で働いた時点で負けが確定している個人事業主の場合は、利益が800万円あると所得税が23%ほどかかります。
引用:国税庁_法人税の税率
一方で、shopeeと国の偉い人が作った資料は死ぬほど見にくくてオワタ法人税の場合は、利益の800万円以下部分は15%以下しかかかりませんし、801万円以上も23.2%程度の法人税しかかかりませんって近所のスーパーでレジ打ちしてる山下さんが言ってました。
所得税以外にも太陽系の数と同じぐらいの税の種類があるし、役員報酬をいくらにするかとかによっても、税制優位性は変動するのですが、要約すると日本で働いたら負けと覚えておいてください。
まあ、そんなこんやを比較すると個人で利益800万円ぐらいだしてると、税理士さんから「GO」がかかる訳なんですが、詳しいことは顧問税理士さんに確認してください。
節税🟰裸単騎の地獄待ち
税制的に得するのか微妙なラインなのであれば、節税目的での法人設立はやめておいた方がいいです。
余計な手続きが増えて、お金の出し入れが不自由になて、税理士費用もあがって、翌年に利益がでずに損する可能性とかもあるので、ガソリン代をケチって1円/Lさげるために20km離れたスタンドに行ってしまったみたいなことに成りかねないです。
特に法人を作ると「バレンタインのチョコでもこんだけ貰ったら嫌気がさすだろうな‥」ってぐらい死にたくなるほど、訳分からん謎の書類が毎日届きます。
極め付けは、何かあるたびに免許証じゃなくて「全部事項全部証明書は?」を求められるようになります。
その度に法務局に行ってクソ田舎のゲーセンでも扱ってないレベルの激動の昭和システムで手続きをして、窓口で謎に収入印紙(現金のみ)を購入して、別窓口で受け取るというパチンコ屋もビックリの4店方式に一通600円を払う必要があるという登場人物が全員罰ゲームを喰らい続ける人生ゲームにも強制加入となります。
この証明書は、基本的に3ヶ月以内のものを求められるので、予備をストックしておくとかそんな甘い話は通用せず、全員が地獄行きです。
そもそも税金の知識って美味しいの?
物販界隈は税務知識に長けてる方が多すぎて、一体何を食ったらそんなに秀才になれるのか?と疑問に思うことは何度もあります。
僕個人的には、別に税金の勉強をするために独立した訳ではないので「支払う税金の最小化」を求めるのは辞めて「シサンヒョウやケッサンショは何となく分かる」ぐらいの最低限の知識だけ身につければいいやという結論に落ちつきました。
利益が1億でてる会社の1%の節税力は100万円とインパクトが大きいですが、利益1000万円だと10万円にしかならんので、もっと他にやることあるやろと思ったりします。
僕自身は、インドでヤギが決済されていたり、解約を忘れてたサブスクとかに永久課金するリスクを防ぐために帳簿だけは自分でやってます。
余計な経費を使いまくる節税(ほぼ脱税)よりも、利益を増やすために無駄な経費を除去する節約を積極的に進めています。
銀行さんとかと話すときに聞かれるレベルの知識は学んでおくべきですが、YouTubeで調べたらでてきます。
補助金や助成金みたいなのものは、社労士さんとかに任せる方が楽だし確実です。
全部自分でできることに越したことはありませんが、そんなことに僕の人生は使いたくないので、毎年税金で損してそうですが面倒臭いことに時間を使ってストレスで寿命を縮る方がリスクなので諦めました。
本当にヤベエぐらい儲かっちゃったら、フェラーリとか宗教関係の怪しい壺でも買っとけば桶です。
信用優位性
ここからは信用優位性について語っていきます。
メーカー取引でも、OEMの製造責任者欄に名前を載せるのにも、銀行にお金を借りるでも、法人を持ってる方が圧倒的に有利ですし、法人の継続年数が長いことも優遇条件となります。
「個人事業主でもできる」は正解なのですが「せどりはスマホだけでできますか?」と感覚値は近くて「出来なくはないけどPCあった方が圧倒的に有利だから、さっさと物販辞めて就職しましょう」って話になりますよね。
それでは、世の中がなぜ【法人化=税金】だけの基準で語られてしまうのかを適当に考察します。
時代背景
結論からいくと時代背景が大きな影響を与えていると考えています。
昭和の時代は【年功序列・終身雇用制度】が当たり前かつ戦後の焼け野原を一致団結して開拓することで、高度経済成長にものれて、右向け右だけを意識していれば、生涯の安泰が約束されていたので余計なことをしないが正解でした。
その安定を断ち切った昭和人は、現状に満足していなかったり、もっと社会の課題を解決したいとか、反骨心で体育教師とタイマン張ったりとか、自発的かつロマン溢れて血の気の多いビジョン先行型の起業家が多かったのです。
一方で、僕のようなゆとり最後の生き残り平成キッズは、食糧危機もなければ、生まれた頃にはテレビも洗濯機もスマホすらも与えられていました。
なおかつ、会社では「パワハラ」という魔法の四文字で上司を捩じ伏せて、ガーファムが敷いたレールの上で娯楽まで無料で楽しめたので、生まれた瞬間に全てが満たされている状況です。
もはや日本に生まれた瞬間に圧倒的な勝者であり「テメエらは呼吸してるだけで偉い」って義務教育で何度も習います。
ただ、それまで備蓄で誤魔化せていた経済不況が顕在化し、終身雇用や年金が破綻したことが引き金となって副業をやらざるを得ない状況になったりして一気に逆転。
🪰アプリなどで他人の生活が可視化されて、キラキラ生活に憧れたりと、お金先行型の起業家が増えたのが昨今ですので節税というキラーワードが刺さりやすくなったのです。
例えば「世界を変えたい」って起業家が「税金が高くなるから2年は個人事業主でいます」とかってなりませんからね。
節税と信用のどっちを優先すべきか?
結論どっちでもいいんですが「事業として継続するつもりがある」「拡大させるつもりがある」がイエスなら売上0円でも今すぐ法人作ってもおkだし、どんだけ儲かってても継続する気ないなら会社は作るなが正解。
税金には明確な損得の基準値があるけど、信用というのは定量化しにくいのが問題ですよね。
だけど「個人事業主で融資300万円だったけど、法人だったら実は1000万円借りれた」というパラレルワールドの世界線で損してる可能性は十分にあります。
特に、最近になってインボイスとかの意味不明な制度で、消費税も逃がしにくくなったし、個人2年をやるメリットも薄れたので、さっさと就職しましょう。
法人は赤字でも税金とられるし、潰すときも金かかりますが、よくよく調べると大した金額ではありません。
お肌に優しい会社設立方法
ここからは、血迷った挙句に会社設立をすることを決心してしまった方々に向けて、どのような流れで手続きをやっていくのがいいかを説いていきます。
僕が知る限りでは「低労力」と「低費用」の2種類の観点から、設立方法を選んでいくのがお肌に優しいと考えています。
ぶっちゃけ、どちらも経験した上で「低費用」以外の選択肢はないんですが、念のため両方とも紹介しておきます。
低労力設立
まず、労力を最小化させるのであれば司法書士さんなどの士業さんに丸投げがいいです。
自分で公正役場にいったり、法務局いったりすることもなく、司法書士さんに渡された紙に諸々の情報を記載して、銀行の振込明細資料を渡すだけで、その他の業務は全部やってくれます。
日本で株式会社を設立するためには、最低コストとして約22万円の罰金を全員一律に課せられますが、そこに士業さんへの報酬がのっかると合計30万円前後となります。
ガチで脳死でできるので、忙しい人とか何も考えずに終わらせたい人はありです。
自分も司法書士さんに依頼したら家から一歩もでなく済んだので3kg太りました。
低費用設立(オススメ)
個人的に推奨したいのが極限まで激安で終わらせる方法です。
資本主義経済において最安値の常識は【自分で調べて0から100までやる】であることが当然なのですが、法人設立は【9割の業務を任せて1割を自分でやるハイブリット型】が最安値になります。
多分なに言ってるのか分からんと思いますが、文字通り人に任せた方が安くなります。
具体的には、以下のサイトを利用することで、自分で調べてやる場合の22万円と比較して、3万円も安い19万円かつ超絶有能なマニュアルがくっついてくるというバグが発生します。
ネットで検索して、こんな旧式のゴリゴリLPでてきたら怪しいし、そもそも活字ばっかで読む気にもなりませんが、利用者としての感想としては100点満点中で7.8億点でした。
ちなみに普段なら金にならない記事は絶対に書かないと心がけているのですが、このリンクだけはアフィリエイトじゃないのでご安心ください。
久々に出会った超良サービスでしたので、仕方なく下心なしで紹介することにしました。
なぜ最安値が実現するのか?
他と比べて明らかに安いときって、何かしらの裏があるのが普通ですが、このサービスには表しかありませんでした。
要は、国が作ったゴミシステムの欠陥を見つけることで収入印紙代4万円を除去し、お客様対応をIT技術で補完して手数料を最小化したという企業努力100%絞りで実現した神サービスです。
無知だと国から紙代で40,000円の情弱税をとられるのですが、電子化させることで地雷撤去して、その費用が8,360円という激安特価にしてくれてるのは聖人君主としか言いようがない。
このサービスを作った方は、末代まで全員天国へ行ってください(国は中抜きするためにキモい欠陥制度つくるな)!
士業さんの作ったマニュアルに分かりやすさを期待してませんでしたが、改善に改善を重ねた結果生まれたものだと、ハッキリ分かるレベルで完成度も高いし、法務局の地図なども添付しれてくれる配慮に感動しました。
余計な文字数稼ぎとかもなくて、超簡潔に書かれた素敵なマニュアルだったので、Brainで3万円で販売されていても買います。
マニュアルは、法人設立をする5分前に初めて読みましたが、校正役場・法務局の手続きは、それぞれ10分もかからずスムーズに終わったので、累計20分もかかってません。
ただ、紹介されてる法人印に関しては、楽天市場で買う方が安かったです。
善意で高くても買ってあげてもいいかもしれません(この印鑑はアフィ)!
価格が安いだけのサービスは他にもある
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そして、安さのカラクリは、設立費用の一部を相手が負担してくれる代わりに税理士の顧問契約を結んでクレメンスという裏モノ仕様です。
税理士もセットで契約したい方にとってみたら、条件次第ではお得なのかもしれませんが、税理士さんと気があわなかった時に縛りがつくので推奨はしません。
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逆に、クソどうでもいい質問に対して、超速攻で丁寧な返信がきたので、8360円でどうやって利益をだしてるんだろう‥という疑いは未だにあります。
結論
どちらも経験した上で【士業さんに法人手続きを依頼=法務局などに行って書類提出の手続きの代行】になるので、割高になる可能性が非常に高いです。
費用差10万円(頼む相手による)で、時間差は1時間(人による)なので、時給が10万円以下の方は脳死で会社格安センターを利用するようにして、浮いた費用で僕にジュース奢ってください。
あ、北海道に住んでるけど、キャバクラで自慢するために本社は東京に置きたいとかであれば、東京の士業さんとかに依頼することでトータルお得になることはありそうです。
おまけ
合同会社or株式会社
【合同会社or株式会社】でいくと、株式会社に親殺されたとかの特殊な事情がない限りは、株式会社を選択しておくのがいいです。
無人島で自給自足生活を行う系YouTuberとして生計を立てるだけなら、設立費用が安い合同会社を選ぶ選択肢もありですが、1mmでも誰かと関わる可能性があるのなら、特にメリットがないので合同会社は辞めておきましょう。
資本金
2006年の会社法改正によって、それまで株式会社では1,000万円必要だった資本金が1円からでも桶になり「1円起業」が可能になりましたが、物販会社を設立するなら、最低でも100万円で設定した方がいいし、できれば300万円が望ましいです。
山にこもって自給自足で育てたキャベツを地元のJAに卸すだけの業務しかやらないとかなら、資本金は1円でも桶です。
資本金1000万円を超えると手数料が高くなるとか意味不明なデッドラインが存在しますので、そういった場合は999万円のように上手い金額設定にして回避してください。
300万円も手数料が上がった希ガスので、資本金299万円がいいかも?覚えてない。
法人口座
最後に重要な話をしますが、法人口座は最初に作りましょう。
犯罪歴があっても反社じゃなければ、個人口座は誰でも作れますが、法人口座は犯罪歴がなくても作りにくいです。
しかし、個人口座に会社の売上とかを入れ続けてると融資など否認されたりなどの弊害が生まれることがあるそうです。
そのため【審査が早くて緩い・ネット取引便利・手数料安い・公庫の融資返済可能・社保引き落とし可能】の要件を完全に満たす法人銀行口座を作りましょう。
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GMOの法人口座ですが、速攻で作れますし落ちた人をみたことないので、是非とも貴重な1人目になってください。
振込手数料は月20回まで無料なので、1L/円の節約のために隣町にガソリンを入れ行くよりも費用対効果は高いです。
同様な立ち位置にPaypayの法人口座もありますが、振込手数料も若干高いし利用者数も違うしで、GMO法人口座に勝る要素が見当たりませんでした。
もちろん、取引先の地方銀行や信用金庫でも口座を作った方がいいのですが【時間かかる・審査厳しい・ネットバンクが超不便】の3要件が揃ってる上に、月額費用とるところまである(あくまで一般論であり僕はそんな風に思ってません!!!)ので、ネットバンクは先に作っておきましょう。
最後に
最近は夢を語る人が減って、堅実な人が増えてきたなという印象を受けますね。
僕も幼稚園の卒アルに「石油王」と書いてあったのが、小学校の卒アルには「モンゴルの遊牧民」に変わっていたので、6年で大きく社会の荒波に揉まれたことは否めません。
こんな記事を書いてるものの直近の目標は、いかに早く会社を畳んで海外移住するかを考えています。
「学生時代は周りと同調しろ」と洗脳されて、いざ社会へ出荷されるとなったら「お前の自己PRを述べろ」と面接で聞かれ、やっと就職できたらお値段以上の働きしろとニトリ世代への方向転換を強要されたので文科省と自民党が悪いですね。
調べれば調べるほどに国の制度って情弱に厳しいし、最近になってトチ狂ったのかと思ってたら、昔から狂ってたのがSNSで可視化されだけで絶望しました。
僕のような情弱には生きにくい社会になってきているので、会社設立で悩んでる方がいたら、是非この記事のリンク飛ばしてください。
あ、面白かったので載せておきます。
それでは!!!