こんにちは!Mitsuです!
Amazon販路だけではいつアカウントが飛ぶか分かりません。リスクヘッジとして他販路展開をしよう。
最近は、そんな話題をチラホラみます。
めっちゃ正しいことだとは思うんですが、せどりをやってる状態で「戦略もなしにモール運営に安易に乗り出すのは危険」というのが僕個人の意見です。ただ、売上をあげてキャッシュフローを円滑するためには他販路は必要不可欠というジレンマが起きます。
そのため、今回はせどらーが自身で他販路運営をすべきでない理由と、誰でも簡単に手放しで他販路運営させるための方法の二つを書いていきたいと思います。
・せどらーが他販路運営をすべきでない理由
・誰でも簡単に手放しで他販路運営をする方法
Contents
せどり×他販路の壁
せどりで他販路運営をすべきじゃない理由は大きく4つありますので、それぞれ解説していきます。
モール対応
まずは、モール対応という初回からラスボス登場のようなお話をしていきます。
皆さんもメルカリなどで「値下げできますか?」って絶対に買う気もないような原価割れした価格を提示してくるお前は義務教育を受けたのかマンに嫌気がさしたことはありませんか?
僕はそれが原因でAmazonに進出しました。
あれがモール運営になると、クレームや質問という形で鬼のように超高頻度で起こるようになります。
朝8時ぐらいに急に知らない番号から電話がきて、「思ってたのと違うじゃないか!」と日本語を読めまなかった自分が悪いのに、返品したいからって他人のせえにしてくる他責おじさんの伝家の宝刀「怒声を浴びせる」を食らったことが何万回とあります。
返品のされやすさなどのから「Amazonはクソ」と言われがちですが、実はほとんどのクレームや質問がショップではなくて、Amazon本体が対応してくれている状態です。
それがないだけで、正直Amazonは神だと思ってます。
経理
販路を増やす上で最も大変なことの一つに経理があります。
仕入原価をガン無視して全てを利益として計上している富豪の方には関係ありませんが、普通は【粗利−仕入原価】を計算しますよね。
Amazonだけにしたってトランザクションを開いて、引当金だの返金だの広告費だのがいくらかかってるのかを計上しなければならなくて、めっちゃ面倒ですよね。
それが複数販路の展開でUIすら分からないのに経理までやるってなったら地獄なのは間違いなさそうです。
もちろん、マネフォに搭載されているルール仕分け機能を使って、自動化させることはできるかもしれませんが、そもそもどこをどのように見て、どこをいじればいいのか分からんって人の方が大多数だと思います。
僕もQoo10だと未だによく分かりません。
縦積みが少ない
せどりって在庫を抱えても100セット以下に収まることの方が多いと思います。
しかも、Amazonをせどり目的で始めた人で「自分でカタログを作りました!」って方は圧倒的に少ないですよね。
Amazonは自分以外の他の誰かが作ったカタログに相乗りする構造になっているため、ほぼ自分で作る必要がありません。
一方で、他販路はモール運営になりますので、ショップごとにカタログを作成して、SEOを高めていかなければなりません。
凄く分かりやすく言うと、適当なSNSアカウントを作って、適当な投稿をしてフォロワーが増える訳ないですよね。
それと同じで適当なカタログを作ったところで商品が売れていく訳ではなく、そもそも入力項目もめっちゃ多いので、1つの商品を売りにだすのに膨大な時間がかかります。
つまり、せどりのように一過性の商品を販売するのには適しません。
折角、時間と労力をかけて育てたカタログも商品がなくなってしまえば、SEOが下がります。
稀に売上を上げるために安売りする方を見ますが、わざわざ手間と費用がかかるモール運営で安売りをするぐらいなら、時間かかってもAmazonで売る方がお得だと個人的には思います。
費用
Amazonであれば利用料は毎月5,000円前後で済みます。au pay マーケットも同額程度ですが、楽天は月50,000円かかったりします。一方で、yahooやQoo10のように月額費用が無料なものなどもあります。
この費用って双眼立体顕微鏡を使わないと肉眼では見えにくいのですが、上記した経理の関係や、新しいプラットフォームの操作性を覚えたりしてる間の人件費や、他販路展開に伴うツール費用などが加わります。
楽天を例にとると、月額が50,000円ですが、半年分を一括で払う必要があり、初期費用も60,000円ほどかかります。さらに、固定回線やFAXなども別途費用がかかりますし、キャンペーンに挑戦したり、内部のシステムを使うのに追加料金だったりと、どう計算しても月50,000円の費用では済まないのが実態です。
また、月額費用がかからないプラットフォームもありますが、基本的に廃盤せどりとの相性が悪い(古い商品の高値販売がキツイ)ことが多いですし、やはり手間がかかります。
FBA在庫のデータを抜いて、そのまま他販路に出品するツールもありますが、SEO対策とかカタログ育成とは無縁で商品力だけに訴求して売るだけになるのに、そこそこ高額な固定費がかかるので、個人的にはオススメできません。
また、複数のショップから注文が入ることで在庫が枯れてしまわないように在庫を連動させたり、複数販路でそれぞれの受注を一括で管理したりするためのツールを用いると、これまた料金があがります。
せどりに他販路は不要か?
結論から述べますと、あった方がいいのは間違いありませんが、特に店舗せどりはSKUを縦よりも横に広げることの方が多いので、費用対効果が合わなくなる可能性が高いよねというお話をしてきました。
簡潔にいうと、複数の販路がある中で、最も簡単に売れるとされるAmazonで売上をあげられないような状態にいることの方がリスク。
つまり、こういうことです。
Amazonで売上が立ってないことによるリスク>他販路を持ってないリスク
まず最初にやるべきは、Amazonせどりで売り上げをあげて、安定した仕入れ先や、長期的に在庫を販売できる状況を作ってから、他販路をやった方がメリットが享受できる土俵に登ることです。
以下の記事では、店舗せどりのようなフロー収益ビジネスからストック型ビジネスに移行させるための考え方を解説しています。
あくまでも、オペレーションを自分でやった場合の話をしているので、他人に任せてみることが前提であれば、話はまるっきり変わってきます。
Amazon在庫を無料で大手モールで販売する方法
実は、そんなことが超簡単かつ無料できてしまうツールが存在しています。ちょっと調べたらメリットだらけで、かなり怪しく感じたので、めっちゃ調べてました。
まず、サービス名は【hanro+】です。
難しい説明は省いて、誰でも2秒で分かるようにサービス内容を先に紹介します。
各モールにかかる費用だけでなく、hanro+の月額費用と登録料が無料って普通に考えて怪しすぎましたが、普通に書いてる通りのメリットを享受できます。
つまり、さっきAmazonの売上が低い方はデメリットも多いですよ〜って解説してた部分が全て相殺されるので、むしろ副業の方や、始めたばかりの方にオススメなツールになります。
それでも流石に怪しさを拭えないので、詳細を説明していきます。
最大のメリット
まず、hanro+の最大のメリットは大手5モールへ出店してくれることです。
自分の名義で出店しようとしたら審査とかを通さなきゃだし、時間もかかるのですが、hanro+の会員登録や審査はサクッと終わります。
しかも、モールで必須になる購入者対応がなくなるとか無敵すぎです。(←個人的には、これが最強)
何ができるのかを書くと説明がややこしくなるので、利用者(せどらー)が何をすればいいのかに訴求すると「hanro+に登録して、他販路で売りたい商品をワンポチで登録して放置するだけ」です。
図で説明するとこんな感じ。凄くないですか?
それまでも似たようなサービスとして、【セールモンスター】というものがありましたが、出品可能数の無料枠が少ないのと、そもそもせどり商品に対応しておりませんでしたので、我々には使えませんね。
hanro+の仕組み
ここまでの話だけで終わらせてしまうと、非営利企業のボランティア活動にしか見えないので、hanro+が利益をだす仕組みについて解説します。
先ほども申し上げました通り、利用者はFBAに納品して、出品依頼をしたい商品を選ぶだけで終わります。Amazonの販売価格の何%で卸したいのかを決めておくと、hanro+が他販路で1.2〜1.3倍で販売をしてくれて、マルチチャネル(配送サービス)から自動発送をしてくれます。
卸値からFBA手数料を引いた額を利用者に支払い、それ以上の差額を利益とする仕組みになってます。
利用者さんは、商品を登録するだけで、固定費をかけることもなく、ノーリスクで商品の回転率を上げることができます。
卸値は90%が推奨されていますが、120%とかのAmazonより高値に設定することも可能であり、%だけの設定ではなく、販売価格を独自にいじることも可能です!
事例紹介
公式が推奨している卸値90%に揃えて、二つの条件の商品を紹介します。
【前提条件】
販売手数料には消費税を含む
マルチチャネル送料はお急ぎ便で計算(実測値)
著作権の関係で商品の画像を加工(実際の商品の画像とは異なる)
(※hanro+に入力した実測値から割り出してるので計算が正しいかどうかはご自身でも必ず確かめてください)
恐らく、Amazon販売手数料が10%以下の商品で、低単価の低利益率商品だと薄利になります。
ただし、他販路でかかる運営コストや、発送業務などの労力を考慮すると、鬼のように縦積みしている商品の回転率を上げられるので、単純に利益率が下がるだけとは考えずに、経営方針や戦略によっては利用する余地はありそうです。
例えば、数百個を積んでしまったが、Amazonだけだと時間がかかりそうな商材を薄利でもいいから売上にしたい場合など。
手数料15%の商品に関しては、単価があがればあがるほどに美味しい思いができそうですね。
メインの利用用途はこれかもしれません。元々、Yahooなどは手数料が安いので、Amazonで売るよりも手残りが多いなどのメリットがありました。
ただし、カタログを作って併売するのに手間がかかり、Yahooでの発送が億劫だったりしたので、ワンポチかつ脳死で販売機会を拡張できるので、素晴らしいなと思います。
入金サイクル
「商品の回転率があがるなら、資金効率もいいはず」と勘違いした方もいると思いますが、少しだけ違います。
キャッシュフローが健全化されるかどうかは別問題です。
hanro+の売上の支払さくるは、月末締めの翌月末払いとなります。僕はこういうのをみると最悪のケースを想定します。
今回の場合だと月初に仕入れて、月末に入金されることが最悪のケースとなります。3月1日に売れたものが4月31日に入金されたら、商品の回転率があがってもキャッシュフローは最悪と言えますね。
ただし、合計出勤額に対しての手数料を支払うことによって入金サイクルを早めることは可能です(土日祝と被る場合はその前日に入金)。
2秒で分かるように説明します。
入金サイクルに関しては、手数料を払わない限りは遅いので、ここが唯一の弱点と言ったところでしょうか。
Amazon公認
我々のようなせどらーからするとアカウント停止は、学生の停学処分よりやや重たい立ち位置にいるので、ツールを使う際は確認してしまう性分だと思います。
ただし、このツールはAmazon公認であるため、恐るるに足らないというのがオススメなポイントの一つになります。
その証拠にセリングパートナーアプリストアにもしっかりと表示されます。
商品登録は簡単か?
結論から申し上げますと、めっちゃ簡単です。ってかガチでワンポチでいけますし、ここに手間かかるようなら使う価値が半減しますよね。
初期設定と入金口座設定だけ終えてしまって審査が通れば、「商品管理ページ」に以下のような画面が表示されます。
左側に卸値を設定して、右側で商品の新規登録をすれば、2日ぐらいで出品が開始されます。
もちろん、利益計算などもツールが自動でやってくれます。
本当に売れるのか?
2月10日にガードハローを出品してみたら、約3日ほどで売れてしまいました。
登録したメールアドレスに上記のような連絡がありましたので、その後にツール内で詳細データを確認しました。
楽天で卸値2340円で販売することできたようですが、注文日時と同刻のAmazonの販売価格は1990円でした。
Amazonで1990円で販売した際の利益計算をプライスターで行うと1337円ですので、hanro+の楽天販売(利益1560円)で売った方が利益が残るというバグが起きてしまいました。
Amazonで訳の分からん値崩れを起こした商品でも、他販路では高値で販売することができます。他販路を持っていないことで、安く売ることしかできなかった方でも、今回の事例のように高く販売することも可能です(有益情報を書きすぎたので消すかも‥)。
他販路を持っていたらhanro+は必要ないのか?
利用方法の問題ではありますが、全くそんなことはありません。
2秒で考えついた自分で他販路を持っていてもhanro+を使った方がいいパターンを2種類ほど紹介します。
原価が違う商材を扱っている場合
僕も現在は自社ブランドを構築しているので、他販路では転売商材を扱いたくないなという思いがあります。
理由は、ブランドを運営しているモールに他社の製品が混じり込んでたら、何屋さんなのかが伝わりにくくなってしまう可能性があるためです。
また、ブランドの売上と転売商材の売上が混ざったりしまうと経理が複雑化されてしまうというデメリットがあります。
このように原価が全く違う商材を扱っている場合は、hanro+を利用するのはありだと感じます。
商品ごとに在庫数が異なる場合
メーカー卸仕入れをしていると、商品が無限に入ってくるので、他者に手数料を払うよりも、カタログを作り込んでSEOを上げてしまう方が圧倒的にお得になると思います。
ただし、仮に在庫が30個しかなくて、今後も入荷が見込めない商品の場合はどうでしょうか。その商品のためにカタログ制作に時間をかけるのって普通に面倒ですよね。
hanro+はFBAに納品してある商品であれば、ワンポチで出品をしてくれるので、在庫数が少ない商品でも、脳死で販売機会を拡張してくれるので便利です。
30個ぐらいなら、Amazonで売り切ってしまえばいいやんという意見も分かりますが、商品のポテンシャルによっては、卸値を100%以上と高く設定することで、手数料を引いてもAmazonより高く売ることができたりします。
結論
まずは、Amazonで売上をあげられることに専念して、安定した仕入れを確保できるようになったら、他販路展開をするようにしていきましょう。
安定した仕入れを確保できていない状態であれば、hanro+を利用して売上の拡大の手助けをしてもらいましょう。
既に他販路を運用している方でも用途によっては、利用価値があるので、内容をじっくり吟味して使ってみましょう。
日本の全国のせどらーさんが使ってくる日がくることを願ってます!!!!
無料で売上を拡大
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商品が売れた時と、入金サイクルを早める以外で費用が発生することは一切なく、設定から販売までも、めちゃくちゃ簡単なので使わない手はないと思います。
むしろ、登録〜販売まで一通り使ってみて、マジで何のデメリットが見えてこないので、使ってみてデメリットを見つけたら逆に教えて欲しいです!!!!
それでは!!!!